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プロフィール

高沢英子

Author:高沢英子
FC2ブログへようこそ!
 伊賀上野出身
 京都大学文学部フランス文学科卒業

 メイの会(本を読む会)代表。
 元「VIKING]「白描」詩誌「鳥」同人

著書:「アムゼルの啼く街」(1985年 芸立出版) 
「京の路地を歩く」 (2009年 未知谷)
   「審判の森」    (2015年 未知谷)     

共著: 韓日会話教本「金氏一家の日本旅行」(2007年韓国学士院)
 現在メールマガジン「オルタ」にエッセーなど寄稿。

 

東京都 千代田区在住


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 サートンの初等教育の八年間は、マサチユーセッツ州ケンブリッジに1915年創設されたシェィデ・ヒル・スクール、別名オープン・エア・スクールとよばれたいわゆる連帯方式による小さな私設学校に委ねられた。幼いメイ・サートンはここに1917年、5歳で入学する。幸運にも、と自ら書いているように、学校生活はユニークで創造的なものだった。彼女の自己形成の旅は、ここから始まった、と言えるだろう。
 
 この学校の教育方針その他のユニークさは、到底ひとくちではいえない。回想文の中から、具体的に生き生き描かれた個々のケースを丁寧に取り出し、一つ一つ味わいつつ、じっくり考えて見たいと思う。
 読まれる方はぜひ「私は不死鳥を見た」のなかの同名の章を昧読し、人間を教育する事の重要さを、そこで行われたいささか過激ともいえる冒険の数々を、今一度子供の原点に立って、見詰めなおし、参考にして欲しいと思う。
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コメント

拝読させていただきました。

世の中の物事を非常に鋭く書き綴っていらっしゃって、とても勉強になっております。毎日の記事更新を楽しみにしておりますので、今後もよろしくお願いいたします。
2010-09-05 21:59 | 卯の花 #- URL [ 編集 ]

Re: タイトルなし

>卯の花様
ブログお読みいただき有難う御座いました。

コメント返信送れて大変申し訳ありませんでした。

今後も更新していきますので、是非お読み下さって、感想をお寄せ下さい。
2010-10-20 11:56 | 高沢英子 #- URL [ 編集 ]

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