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プロフィール

高沢英子

Author:高沢英子
FC2ブログへようこそ!
 伊賀上野出身
 京都大学文学部フランス文学科卒業

 メイの会(本を読む会)代表。
 元「VIKING]「白描」詩誌「鳥」同人

著書:「アムゼルの啼く街」(1985年 芸立出版) 
「京の路地を歩く」 (2009年 未知谷)
   「審判の森」    (2015年 未知谷)     

共著: 韓日会話教本「金氏一家の日本旅行」(2007年韓国学士院)
 現在メールマガジン「オルタ」にエッセーなど寄稿。

 

東京都 千代田区在住


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日々思うこと

6月22日㈪
 先月末嬬恋から東京に帰ってきて、もう3週間も経ちました。日々の過ぎゆく速さは、嬬恋村の暮らしに比べ、とても早く感じます。町に出て、交差点に立っていると、車やバイクや自転車さえも、フルスピードで走り去ります。コロナウイルスに負けていられないとばかり、目標に向かってひた走るいのちの声が、聞こえてくるような気がして、、立ちすくんで耳をすませてしまいます。
 数日前から朝の散歩を始めることにし、最初の日から、今住んでいる千代田区から日本橋のほうへ歩くことにしました。そして、 これから毎日見たこと聞いたこと感じたこと思い出すことなどなど、ありのまま、思いつくまま書いてみようと思いたちました。
 かつて永井荷風は、日和下駄と蝙蝠傘を持って市中を散策したようですが、今は大正の昔と違い、変わりやすい天候は、,大宇宙のきまりで致し方ないとしても、道路は見違えるように整備され、山の手は言うにおよばず、当時でもアスファルトを敷き詰めたといわれる日本橋で、いまは道に溝の水をまき散らす不心得者などいる由もなく、いまや見上げるようなタワーとビルに囲まれた堂々たる近代都市で、ぬかるみなどは裏通りのどこかに潜み、表側は整然とチリ一つない広々した歩道を歩くことができます。日和下駄の情緒は残念ながら見るよしもありませんが、今日から毎日できれば散策のよすがとなることどもを、あれこれ書いてゆこうと思います。ときどき読んでみていただければとおもいます。
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