2013年七月三十一日水曜日
身辺の事情で、長い間記録を怠ってきたことを深く反省しています。メイ・サートンの読書会はずっと続けてきましたが、メンバーによる活発な読書コメントは特に無いまま、盛り上がりに欠けるのが、会全体の運営にも物足りなさを感じさせて居るようで気になります。
和気藹藹はいいのですが、お世辞にも活発な活動をしてきたとはいえない状況です。読書経験の深まりはあまり期待できない状況で、もう少しなんとかしたいと考えているところです。
テキストは「独り居の日記」武田尚子訳を、ところどころ原文を参照しながら実に延々と味わっているわけですが、時代背景や国情も異なり、詩人の日記というだけに、文学的香気とやや難解な哲学的思考が混在し、ストーリ展開なども無く、日常から少し離れた特殊な内容から、たがいに共感し、体験を共有する醍醐味は味わえない嫌いがあるかもしれません。しかし、それこそがこの本の尽きない魅力であることを考えれば、まだまだやりようはあるのではないでしょうか?悩むところです
前回は六月二十六日、出席者4名で2月4日と2月5日を読みました。七月八月は夏休みとして、又秋から
一つでも二つでも魂に響く言葉を拾い出して考察してゆきたいと考え、記録を再開することにしました。
サートンに限らず、私の個人的な読書紹介なども付け加えてゆければと考えています。