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高沢英子

Author:高沢英子
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日本民主主義文学界会員。メイ・サートンの会代表。詩誌「鳥」同人。メールマガジンオルタ同人。

著書:「アムゼルの啼く街」芸立出版「京の路地を歩く」未知谷
 
俳句雑誌「芭蕉伊賀」、メールマガジン「オルタ」「民主文学」「婦民新聞」などに寄稿。

現在、難病の娘の家事手伝いと孫息子の育児支援中。 

東京都大田区在住。


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立秋

大きい文字連日猛暑と報じられて数日たちました。今日は暦の上では立秋とか、古くから言い慣わされている季節の名称は、かずかずの思い出も絡み、なんとなく懐かしい含みがあるので好きなものですが、この夏は、ウイルス発生で、老いも若きも閉じこもりを余儀なくされて、雨がちの日々が続き、東京も梅雨がいつ明けけたのやら、開けるのやら、わからないうちに猛暑が襲いかかっています。
 暦では立秋だそうですが、今朝も外に出ると、並木道でみんみん蝉が懸命に鳴き、照り付ける日差しの下で、生暖かい風が吹き廻っています。
 ここ数日、集中して読むことにした本が2,3冊たまって、今日も神田錦町の学士会館のロビーに出かけました。土曜日の朝10時、いつもの窓際で2時間ほど、きのうはようやくナタリーア・ギンツブルグ「町へ行く道」は読み終えました。どんな内容なのか、感想をひとことでいうのはむずかしい、、人間が生きるというのは、こういうことなのかもしれない。ひとさまざま、こころの風景もさまざま、どうしようもない、と言ったところで、目下思考停止です。語り手は16歳の少女、運命に翻弄されて生きていますが、じつは大きな事件など何もないのです。
 それはさておき、昨日今日の本命は阪本俊生著「新自殺論」青弓社刊を読むこと。これが私の宿題で、興味深い本ですが、学術書なので、遅々としてはかどりません。私の身辺で、知人たちにも自殺者は何人かいます。人間が自死するというのは、かれらが死を選ぶにいたる力の真実はどこにあるのか、それが彼らが生きていた社会とどうつながっているかの探求は、従来本当に深く追及されてきていない、それを力の及ぶ限り探りたいという恩師の痛切な志を受け継いで書かれた本だということです。これは私もぜひ知りたいと思うのですが、結論はどうなのか、なかなか辿りつけないでいるところです。(実は阪本俊生は私の息子です)
 コロナ禍で、外食は避けようと、昼には帰ってきます。近くのバス停までゆく途中の道筋に、七五三(しめた)というおもしろい命名の小公園があります。七五三というのは、実はこの地で生まれた新島襄の幼名だそうです。ここは安中藩板倉家の下屋敷のあったところとか、彼の父が板倉藩士だったため、生家がこの地にあった、というわけです。規模はそう広くないのですが、多くの樹木が鬱蒼と生い茂り、ところどころにベンチも置かれ、小さな池には緋鯉も泳いでいて緑陰は涼しい風が吹き廻り、都心とは思えない心地よい空間です。そして板倉藩と言えばわたしは舅の弟の妻、つまり夫の義叔母は板倉藩の家老の娘だった、維新後零落してしまっていたが、家名に惹かれて叔父は彼女と結婚、しかも婿養子になってしまい、舅も他の兄弟姉妹も憮然(唖然?)とした、などという話を聴いた事があります。叔父夫婦のその後の運命についても、いろいろ後日談ありで、いづれ書き残しておきたいと思いながら、その説明板をスマホのカメラに収めました。
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心の風景

少し大きい文字>昨日から東京も30度を超える盛夏となりましたが、梅雨明け宣言はまだ出ていないようです。強調文2,3日前から蝉の声が聞かれるようになり、ビルの立て込んでいる町中でも、単独でなくミンミンゼミの声がします。
 毎日5000歩くらい散歩してきましたが、体重が一向に増えないので(現在31,5㌔)身長は1メートル48センチに縮んでしまいましたけれども、これではあんまりなので散歩は少し減らして、食事にhちょっと工夫することに。 
 
 それにしても十思公園の記述は、まだ途中で中途半端なままですが、夏休みということにして、秋からまた、このブログにもっと書き慣れてきたら纏めたいと思っています。牢屋敷の生々しい記録。、乃木大将の殉死への世論のさまざま。江戸の町に時を告げ、この公園に今も保存されている石鐘(石製ではありませんそういう名なのです)、江戸から明治への歴史の流れへの思いは尽きませんから。
 日曜日に久しぶりに神田の学士会館に出かけました。マンションのすぐ近くに1時間おきくらいに来る千代田区の循環バス「かざくるま「」で、神田錦町で降りると、会館はそう遠くありません。ロビーで午前中の2時間ほど持参したイタリヤの女性作家ナターリア・ギンツ゚ベルクの長編小説「町へ行く道」望月紀子氏訳、未知谷出版を読み始め(実は再読ですが)全部読み切れず、明日に持ち越すことにして帰ってきました。錦町界隈は、江戸の武家屋敷が多くあったところとか、あのあたりの風景も格別です、本の感想とともに、また紹介したいと思います。、
 
 明日から8月です。2020年も後半に入りました。昨日は久しぶりに杉並区から従妹が訪ねてきて、バス停まで迎えに行ったついでに買って帰ったお寿司弁当を食べながら、お喋りしました。二人とももうとっくに80歳を超え、でもいまだに故郷伊賀の互いの家で遊んだ子供のころのまま、と言えばウソみたいな話ですが、ま、そんなものです。
 先ほどラジオで、日本の女性の平均寿命が87歳を超えた、と報じていました。世界一は香港だそうです。人間の寿命は延びて行きますが、世界は、このところコロナ禍に加え、あちらこちらで不穏な状況が噴き出し、政治のゆくえと複雑に絡みあって、この先地球はどうなってゆくのか予測もつきません。span style="font-size:x-large;">大きい文字
 それでも今のところ、地球も朝になると明るくなり、人間も目が覚め、、夕刻には太陽が沈み、眠くなって眠りにつきます。最近は人間はそれほどリズミカルに暮らしていないように思いますが、やはり生命を持っている限り、他の生物同様体内に一定の生物時計を持っていると医学者は説明しています。そしてそれは宇宙のリズムと微妙に連携し合っているそうです。
 一人暮らしの場合は、ある程度自由が利くのですから、、宇宙のリズムに体のリズムを合わせ、規則正しく過ごすことが大切かも知れませんね。
 

心の風景

 今朝は昨日より気温は高めですが、空は薄陽がさしてあかるく、8時過ぎ散歩に出ました。いつものように十思公園に行きましたまだほとんど人影はなく、桜やコナラ、ひのきの大木が鬱蒼と枝をひろげて仄暗いあたりいったい、清々しい風が吹き通り。清々しい気分でした。
 ところで 昨日うろ覚えで書いた小学唱歌、正確な歌詞を確認しようとネットで調べました。歌人佐々木信綱の創作した歌詞は、8番くらいあるのですが、物語形式でさすが時代の風潮をよく読みこんで、なかみの思想にはやや異論ありですが、ともかく格調高く歌いやすかったのを覚えています。

旅順(りょじゅん)開城(かいじょう) 約成(やくな)りて
敵の将軍 ステッセル
乃木大将と会見の
所はいずこ 水師営、鬱蒼と枝をひろげている、

庭に一本(ひともと) 棗(なつめ)の木  
弾丸あとも いちじるく
くずれ残れる 民屋(みんおく)に
今ぞ相(あい)見る 二将軍

乃木大将は おごそかに、
御(み)めぐみ深き 大君(おおぎみ)の
大(おお)みことのり 伝(つと)うれば
彼(かれ)かしこみて 謝しまつる

昨日(きのう)の敵は 今日の友
語ることばも うちとけて
我はたたえつ かの防備
かれは称えつ わが武勇


まだまだ続き、昨日も触れたようにステッセル将軍が,かたちをあらためて、乃木家の二人の子息の戦死のお悔やみを言い、愛馬を贈ると申し出、乃木将軍も慈しんで飼うことを約束するなど、和気あいあいとした雰囲気が歌われ、当時の日本社会の空気が、私などにはありありと読みとれるシーンを謳い上げたものでした。(朝から書いたものがミスで失われ、なかなか書き尽くせませんが今日はここまでにします。生と死、この生きものの最大のテーマについて、明日もう一度書きます)

心の風景

大きい文字昨日の散歩は、このところ日本橋界隈の魅力にとりつかれ、ているせいか、少し歩きすぎて疲れたようなきがしました。そこで今日は十思公園を一巡りして帰ってきました。私の部屋からは二千歩くらいです。昨日の早朝は、日曜日もあって、雀の声がとても賑やかでしたが、今朝は月曜で、九時には町じゅうが動きだし、コロナ自粛中ではありますが、なんとなく活気があり、公園では保育士さんに連れられた園児たちが3,3,5,5走りまわっていました。
 さて十思公園の入り口近くにある大きな石の碑ですが、よくよく見ると題字の横に、明治丙午年希典書という文字が、はっきり読み取れます。はて、希典といえば、日露戦争で大活躍した乃木大将の名前ですが・・・丙午とはいつなのか、さらにもし乃木希典だとすれば、乃木夫妻が明治天皇崩御の後、悲劇的な自決を遂げ、それが歴史的には殉死と意味づけられていた、という記憶があります。戦争に参加したかれらの令息二人はあの戦争ですでに戦死していた、とも聞いていました。
 私が小学生の頃、唱歌で水師営の会見を歌ったものがありました。題名は忘れましたが、
”乃木大将とステッセル、ところは何処、水師営”と大声で斉唱したのを覚えています。武士道の鑑のように言われたものでしたが、子供心にひたすら夫人が気の毒で、なぜそこまで、と思ったりしたものです
。この碑がいつ書かれたものか、なぜここにあるのか、題字の読みとその意味は?調べてみようと思います。
 

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